DocBookで書いた原稿のメンテがあるので、本気でYAML文書作成システム(Yet Another YAML Document)にとりかかり中。
DocBookでは、大きな原稿でsectタグの平仄が合わなくなると、メンテ不能に漸近する。SDOCなどXML系の文書作成システムでは、どれも同じ問題があるはず。
WZエディタのアウトライン・モードは簡単で、実用性が高い。大きな文書でも、タグにわずらわされることがない。
しかし、章節構造には対応しきれていない。このため、無意識のうちに、見出しの構造を頭の中でネストにコンパイルしながら見てしまう。これが、結構ストレスになる。
結局、章節構造はインデントで表現されているのが、一番自然で、ストレスなく読み書きできるでしょう。
YAMLのインデント構造は、この点で文書作成に適合していますが、タギングでややもたつくのと、WZエディタなどのアウトライン・モードでの使い勝手がいま二つくらい。この2点をうまく解決できれば、常用できるようなシステムになると思われます。