「アサギマダラ“長旅” 国営アルプスあづみの公園で放した1匹」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000001-cnc-l20
蝶はハバタキの反動で重心が大きく動いてしまうので、飛行経路がカオス状態であるといわれる。補食することがむずかしいらしく、鳥たちも、あまりエサにはしないほどだ。
アサギマダラというのは大型の美しい蝶である。この蝶は、何百キロも海を渡ることが知られている。
自分の飛行経路ですら予測不可能なのに、それが大気という巨大カオスの中を飛んで、しかも海を渡って島にたどりつくというのは、偶然にたよるとすれば、よほどの物量作戦を展開しても確率はゼロに等しいだろう。紙飛行機程度の強度の飛行体が、これほどの長距離を飛べるのは実に不思議なことだ。なんらかの航法があるにちがいない。
アサギマダラの航法が分かれば、巨大カオスを自在にわたることができるようになるのではないか?
(2004-12-20 17:07:08)