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秀丸 - WinChalow

2004-12-07 Tue

FTPで直接ファイル編集


SmFtpEditor
http://www.simosimo.info/tool/index.shtml
エディタとしては more than simple なものである。マクロやchangelog機能はない。

秀丸ではHidemarunet Explorerを使えばHTTPやFTPで直接ファイルを編集できる。ただしマクロからはFTPが使えないので、[2004-11-30]に書いた迂遠な方法によるしかない。
(2004-12-07 09:34:30)

2004-12-03 Fri

秀丸用RCS チェックアウト


バージョンの履歴がとれるようになったところで、過去の特定のバージョンを取り出してみよう。

cop.mac というマクロを使う。配布されたままの状態では動かないので[2004-12-02]にあるように修正しておこう。"filename2" を "basename" に書き換える。怪しいダブル・クオートのあたりも、ちょっと直す。

修正後のcop.mac
$r1 = input("リビジョンを指定してください");
$rev = "-r"+ $r1;

run "co -p "+$rev+" " + basename + " >con";

次のファイルは v 1.3 であるが、前のバージョンを参照したいとする。
$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト
テスト続行
おっとしくじった。

2つ前のv1.1 に戻りたいとしよう。cop.macを起動して、1.1と入力する。これだけでOK。

copmacro

RCS/citest.txt,v  -->  standard output
revision 1.1
$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト

RCSがテキスト・ファイルの保存方法として、いかに強力なものであるかがお分かりだろう。

本来のRCSのお作法は、coコマンドで作業ファイルを取り出して、これを編集し、区切りがついたらciコマンドで新バージョンを登録、作業ファイルは消去という流れをとる。なかなか厳格な武士のお作法である。

この方法は、たしかに「あちこちのフォルダに同じファイルがあって、どれが本物かわからなくなる」という事態を防ぐことができるし、共同作業にも向いている。

しかし、サンデー・プログラマやウィークエンド・文豪がテキストを管理するのには、あまりに煩瑣でめんどくさい。ここでご紹介した方法は、バックアップとしてRCSを利用する方法である。RCSのお作法に従う必要がないし、ciコマンドやcoコマンドを理解する必要もない。お気楽でよろしいのではないかと思う。

筆者もこれでやっとRCSが使えるようになったのであった。
(2004-12-03 04:43:56)

2004-12-03 Fri

秀丸用RCS


秀丸用RCSマクロ[2004-12-02]の修正方法を書いたが、肝心のRCSシステムの入手が意外に困難かもしれない。RCSマクロに同梱されているREADMEのアドレスが切れてしまっているのだ。cygwin もデフォルトではRCSがインストールされない。

一番簡単なのは、RCS本家からのダウンロードである。
http://www.cs.purdue.edu/homes/trinkle/RCS/rcs57pc1.zip

解凍して、\bin\win32 以下にある一連の exe ファイルを C:\WINDOWS\system32 にコピーすればよい。

RCSのうれしみを実感するには、保存するファイルの先頭に $Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $ という記号を書いておこう。ci.mac を実行するたびに、この行にリビジョンが記録される。

$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト

ci.mac を実行後
$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト

ファイルを編集
$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト
テスト続行

もう一度 ci.mac を実行
$Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
RCSのテスト
テスト続行

rlog.mac を実行すると編集履歴が表示される。
RCS file: RCS/citest.txt,v
Working file: citest.txt
head: 1.2
branch:
locks:
access list:
symbolic names:
keyword substitution: kv
total revisions: 2;	selected revisions: 2
description:
test
----------------------------
revision 1.2
date: 2004/12/03 02:47:46;  author: zuihu;  
state: Exp;  lines: +2 -1
rev2
----------------------------
revision 1.1
date: 2004/12/03 02:47:17;  author: zuihu;  
state: Exp;
init
============================================

v1.1 と v1.2 の違いを表示するには、rcsdiff.mac を実行する。
======================================================
RCS file: RCS/citest.txt,v
retrieving revision 1.1
retrieving revision 1.2
diff -r1.1 -r1.2
1c1
< $Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
---
> $Id: remoteclog.txt,v 1.2 2004/12/06 08:58:45 zuihu Exp $
2a3
> テスト続行

  ここまでくれば、あなたも立派なリビジョニストになったといえよう。
(2004-12-03 02:17:26)

2004-12-02 Thu

秀丸用RCSマクロ


リビジョン・コントロールをしたいけれども、RCSやcvsを使うのは難しい。通常人にはほとんど不可能といっていい。

よく使う基本的な部分だけ秀丸のマクロになっていると、かなり便利であろう。というわけで秀丸マクロを試してみた。
http://hide.maruo.co.jp/lib/macro/rcs12.html

マクロのコードはよく工夫されているのだが、肝心のRCSが私の環境ではうまく動かない。ちょっとマクロのコードをいじる必要がある。オプションをダブルクオートしているあたりが怪しい。

rcsi.mac については次のように変更すると動いた。
オリジナル
41: // 登録する
42: run "rcs \"-t-"+$rev+"\" -i \"" + $f + "\" >con";

改変後
41: // 登録する
42: runsync2 "rcs -t-\'" + $rev + "\' -i \"" + basename;
43: runsync2 "rcs -U " + basename;

HTML では半角の¥サインが、バックスラッシュになってしまうが、マクロ中では半角¥をお使い下さい。コピペすると自動的に変換されるはずです。その際、行頭の行番号+コロンは削除します。

rcsを2回起動しているのは、2回目は "strict lock" をはずすためのものである。これをしておかないと、チェックインしたときに、元のファイルがリードオンリーになってしまって、普通はこれだと使い勝手が悪い。

サンデー・プログラマーが使う分には、このマクロと、ci.mac だけで用が足りるだろう。ci.mac も同様に改変する。

オリジナル
56: // チェックイン
57: run "ci \"-m"+$rev+"\" "+$mode+"\"" + $f + "\" >con";

改変後
56: // チェックイン
57: runsync2 "ci -m\'" + $rev + "\' " + $mode + basename;

なお、Windowsのユーザー名が全角文字になっていると ci コマンドがエラーになる。DOS窓で確認しよう。
C:\Documents and Settings\わしじゃ> set USERNAME
USERNAME=わしじゃ

この場合、ci コマンドに -w オプションで半角英数字の名前を指定すればよい。
改変その2
56: // チェックイン
57: runsync2 "ci -wName -m\'" + $rev + "\' " + $mode + basename;

使い方としては、ファイルをセーブするかわりに、[Alt]MX ci.mac として ci.mac を起動するだけである。このくらいまで簡易になると使い物になったといえよう。

ci.mac をマクロ登録してから、[Ctrl] + [Alt] + R あたりにキー割り当てしておくとより便利である。

ついでに1行マクロの rlog.mac も修正しておこう。
run "rlog \"" + basename + "\" >con";

rdiff.mac や rcslock.mac、rcsunlock.mac なども "filename2" を "basename" に修正すると動くようになる。

さっそく ChangeLog ファイルをチェックインして、ChangeLogのchangelogがとれるようになった。うれしみもひとしおである。
(2004-12-02 17:25:28)

2004-05-13 Thu

Hidemaru Explorer


Hidemarnet Explorer(仮称)というのを使ってみました。
[http://hide.maruo.co.jp/software/hmnetex.html]

lynxやw3mのかわりに秀丸をブラウザにすることができます。快適はあと

画面

2004-03-25 Thu

秀丸ChangeLog 改良


ChangeLogの先頭行が空行でなければならない、というバグをフィックス。

2004-03-25 Thu

winchalow 実行マクロ改良


マクロから実行する chai.cmd を改良した。ユーザーが自分の環境を書き込みやすいフォームになった。

2004-03-21 Sun

changelog.mac バグフィックス


item入力欄の改行が一つ足りなかったのを修正。一般公開。
この幸せをみなさんにも!はあと小
[http://blogger.main.jp/yayadoc/archives/000032.html]

2004-03-20 Sat

秀丸用changelogマクロ


UNIX互換のフォーマットでchangelogが作れるマクロ。
これで今日からchangeloggerだ!
EmacsやxyzzyではchangelogをC-x+4+aで起動するのだが、秀丸では[Ctrl][Shift]Xの同時押しに指定してある。
秀丸起動アイコンに、/xオプションを追加してchangelog.macが自動起動するように設定した。Emacsより快適なchangelog環境になってしまった。