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WinChalow

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2004-12-02 Thu

秀丸用RCSマクロ


リビジョン・コントロールをしたいけれども、RCSやcvsを使うのは難しい。通常人にはほとんど不可能といっていい。

よく使う基本的な部分だけ秀丸のマクロになっていると、かなり便利であろう。というわけで秀丸マクロを試してみた。
http://hide.maruo.co.jp/lib/macro/rcs12.html

マクロのコードはよく工夫されているのだが、肝心のRCSが私の環境ではうまく動かない。ちょっとマクロのコードをいじる必要がある。オプションをダブルクオートしているあたりが怪しい。

rcsi.mac については次のように変更すると動いた。
オリジナル
41: // 登録する
42: run "rcs \"-t-"+$rev+"\" -i \"" + $f + "\" >con";

改変後
41: // 登録する
42: runsync2 "rcs -t-\'" + $rev + "\' -i \"" + basename;
43: runsync2 "rcs -U " + basename;

HTML では半角の¥サインが、バックスラッシュになってしまうが、マクロ中では半角¥をお使い下さい。コピペすると自動的に変換されるはずです。その際、行頭の行番号+コロンは削除します。

rcsを2回起動しているのは、2回目は "strict lock" をはずすためのものである。これをしておかないと、チェックインしたときに、元のファイルがリードオンリーになってしまって、普通はこれだと使い勝手が悪い。

サンデー・プログラマーが使う分には、このマクロと、ci.mac だけで用が足りるだろう。ci.mac も同様に改変する。

オリジナル
56: // チェックイン
57: run "ci \"-m"+$rev+"\" "+$mode+"\"" + $f + "\" >con";

改変後
56: // チェックイン
57: runsync2 "ci -m\'" + $rev + "\' " + $mode + basename;

なお、Windowsのユーザー名が全角文字になっていると ci コマンドがエラーになる。DOS窓で確認しよう。
C:\Documents and Settings\わしじゃ> set USERNAME
USERNAME=わしじゃ

この場合、ci コマンドに -w オプションで半角英数字の名前を指定すればよい。
改変その2
56: // チェックイン
57: runsync2 "ci -wName -m\'" + $rev + "\' " + $mode + basename;

使い方としては、ファイルをセーブするかわりに、[Alt]MX ci.mac として ci.mac を起動するだけである。このくらいまで簡易になると使い物になったといえよう。

ci.mac をマクロ登録してから、[Ctrl] + [Alt] + R あたりにキー割り当てしておくとより便利である。

ついでに1行マクロの rlog.mac も修正しておこう。
run "rlog \"" + basename + "\" >con";

rdiff.mac や rcslock.mac、rcsunlock.mac なども "filename2" を "basename" に修正すると動くようになる。

さっそく ChangeLog ファイルをチェックインして、ChangeLogのchangelogがとれるようになった。うれしみもひとしおである。
(2004-12-02 17:25:28)

卵の進化


「殻は柔らかい皮状だったのではないか」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000008-mai-soci

(2004-12-02 10:14:01)
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