超録でエアチェックしてみた。48kHzサンプリングでも、バックグラウンド・ノイズのレベルが高く、音が割れがちになる。なんというか、ズシャメシャな音だ。44.1kHzサンプリングの方が、レンジ感はなくなるものの、聞きやすい音質のようである。
「ぽけれこ」は44.1kHzサンプリングまでしかサポートしていないが、超録よりも音質は良い。
ということで、定番のぽけれこでエアチェックすることにした。設定がかなり面倒だったので、忘れないようにメモしておきます。
エアチェックなので、まずはFMチューナーを、PCのサウンド・ボードにライン入力します。ここではAVレシーバーを使っているので、レシーバーの裏にある TAPE OUT の RCA 端子を、サウンド・ボードの Line-In につなぎます。RCA <==> Stereo mini Jack という接続コードが必要です。ヨドバシカメラなどのオーディオ用品を売っているお店で \1,000 くらいで入手可能です。
レシーバーは、聞きたいFM局が聞ける状態にすれば OKです。無人エアチェックであれば、音量はミュートにしてもかまいません。TAPE OUT への出力は常時出力なので、何も設定する必要はありません。
レシーバーではなく、FMチューナー専用機を使う場合は、チューナー出力の RCA 端子とPCのライン入力をつなげばよいはずです。
レシーバーをオーディオ・タイマーで起動等の設定をする場合は、お手持ちの機械に合わせて適切に設定します。
はまったのは、AVレシーバーに光デジタル出力があるので、これをPCの光入力端子につないだところ、録音できません。FMラジオはデジタル出力されていないようです。(アナログ音源だから当然といえば当然ですが、アナデジ変換してくれるかと思ってました)
最近はFMチューナー専用機を作っているメーカーが減っていて、もともと通信機会社だったはずの KENWOOD (昔はトリオといった)ですら作っていないのが残念ですね。
ppr217 をダウンロードして、お好きなフォルダに展開します。インストール作業は不要です。
ぽけれこ:
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se096521.html
ppr.exeを起動したら、[設定]から録音条件を設定します。
まずサンプリング・レートを最高音質に設定します。
タイマー後自動保存をチェック(忘れない)したら、音量の調節をします。
[アナログミックス]の[選択]ボックスをチェックします。音量はスライダーで適当に設定します。
タイマーを15分にセット
時計のボタンを押してタイマー・オン
これで録音機の設定はOKです。設定が終わったらぽけれこは終了しておきます。
Windows のタスク・スケジューラを録音タイマーの代わりに使います。週間設定が可能です
[Start]=>[設定]=>[コンパネ]から[タスク]を起動します。
このとき、コントロールパネル(コンパネ)は、タスク・アイコンを見つけやすいようにクラシック・スタイルを選択しておきます。
[スケジュールされたタスクの追加]を起動します。
ウィザードにしたがって設定します。
実行ファイルを指定します。
[参照]から、ほけれこの実行ファイル proc.exe を選択します。
適当なタスク名を入れ、[週単位]をチェックします。
お約束の開始時間は 22:45 です。
間隔は 1、曜日は月から金をチェックします。
ユーザー名は自動的に入力されています。あなたのログイン・パスワードを入力してください。
[完了をクリックしたときに詳細プロパティを開く]をチェックしてから[完了]
ウィザードが完了したら、詳細プロパティの[タスク]タブから、実行するファイル名にパラメータを追加します。(重要)
実行ファイル名の .. .. ..\proc.exe の後ろに" -rec"を追加します。
お疲れ様でした。これでエアチェックの準備は完了です。OKをクリックすると、再度パスワードの入力を求められますので、ログイン・パスワードを入力します。