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WinChalow

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2004-11-11 Thu

ななめの本棚


「隙間があっても本が倒れにくく、また、平積みよりも出し入れがしやすい」
たつを氏のご提案である。
http://nais.to/~yto/clog/2004-11-10.html

そういえば、昔は斜めになったブックスタンドというものが、一家にひとつはあったような気がする。技工系の教科書にも載ってた記憶がある。
斜め本棚

側板は、あくまでも垂直でなくてはならない。家具が斜めだと風水的にもよろしくない。

木綿でできた防水紙手帳


これまで無印良品の「ダブルリングメモ」を愛用していた。A7サイズで横罫40枚が針金のダブルリングで綴じてあるものだ。ポリプロピレンの半透明な表紙もオサレで、税込95円にしては良くできている。

ところが、この前、山の中しかも雨中に置き忘れて、1週間くらいして取りに戻ると中の紙がブコブコに水を吸って使い物にならなくなってしまった。英語で "soggy and illegible" というのか。リングの金具は錆だらけだ。どうしてくれるんだ。まあ安いものなので、どうっていうこともないのだが、防水に越したことはないと思う。

あれこれ探して木綿から作った防水紙手帳というのを見つけた。
http://riteintherain.com/

日本にも輸入されている。
http://www.ostrich.jp/default.php?cPath=25

国産防水紙の雄「ユポ」は合成紙である。こういうのは、捨てるときに「燃えるゴミ」なのか「燃えないゴミ」なのかよく分からず困る。東京なんか区によって燃えたり燃えなかったりするのだ。あの偉そうな東京都知事閣下は、23区のゴミ分別にすべて通暁しておられるのであろう。そうでなければ知事は務まるまい。

そこへ行くと木綿はたぶん全国的に燃えるはずだから、処分に困らない。さすがは宗主国アメリカ製である。先進的だ。日本がNoといっても燃えちゃうのだ。

\1,050 のやつは、大きさも手頃な3インチx5インチで、胸ポケットにおさまるように設計されている。無印良品の「ダブルリングメモ」より一回り大きい。

日本では民生用が \1,050 で軍事用が \1,470 になっている。色が違うだけみたいで、ちょっと納得がいかないものを胸に秘めつつ、とりあえず両方注文してみましたはあと
Referrer (Inside): [2004-11-15-1]

世界の大きさ


日本海商/水平線距離
http://www.kaisho.com/nki_data/cul/gankou/nav2.html

水平線までの距離は4kmくらいだと聞いたことがあったが、ここに計算式が書いてあった。

Y = 2.07 * √ X

2mの高さから水平線を見た場合は5kmである。3000mの山は215km先からでも見えることになる。

20世紀末には1999年7月に世界が滅ぶといわれていたのだが、私が常々疑問に思っていたのは、滅ぶ世界はどのくらいの広さなのか、ということであった。さすがの終末論者も、宇宙が消滅するということを主張していたわけではない。銀河系にも寿命がある、という主張は終末思想とは違う。どの宗教であっても、滅ぼしたい世界というのは意外に狭いのだ。

「世界内存在」とかいって威張ってみても、高等動物の眼は外を向いているのだから、ぐるっと見回して見えるものが世界であり、眼は世界の中心にあるというだけのことだ。愛を叫ぶかどうかは、この際、自由である。

さて、計算式により、終末思想が滅ぼしたがっている世界というのは、たかだか半径4〜5km程度のものであることになるが、全人口について、それぞれの個体から半径4kmの円をプロットしてみても、地表をおおいつくすことはできない。いくら世界を滅ぼしても、滅ぼしたりないわけだ。かくして終末思想もまた不滅である。

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